先週末、県立美術館で障がい者アート作品展が開催されました。

こだまからは14名の方が参加され、うち2名が賞をとられました。

開催前日、主催者から入選の連絡を受け、ご本人に伝えた時の表情が忘れられません。

一瞬何が起こったのか…職員が騒ぎ出して驚いてる様子の彼女。

次第に話題が自分に向いていることに気づかれたようで、恥ずかしくも嬉しそうな表情を浮かべておられました。

作品展までの期間、それぞれが得意な事や好きな事、したい事に目を向け、製作を進めて来ました。

たくさん勉強させてもらう事があった期間でしたが、とにかく一緒にやってみて失敗したり成功したりして、

その人らしく取り組めたり、そこに心が向かっているところを間近で見せてもらえた事がなによりの答えかなあと、今ふとそんな風に思いました。

製作期間が短かった人や、まだまだやりたい事が発揮出来なかった人もいるかもしれません。

みんなの生き生きとした顔がみれるよう、それぞれのペースでそれぞれの感覚で、また一緒に活動が進められればいいなあと思います。

曳野でした。