何もできない!

学生のころ

小林多喜二蟹工船を読んだ

こんな時代があったんだ

そしてもっと小林多喜二のことが

知りたくなって・・・

 

詳しく調べたわけではないけれど

治安維持法で捉えられ

すごい拷問を受けた末に亡くなってしまう

 

時間が過ぎれば時が変われば

何も悪いことをしているわけではないのに

 

いま同じようなことが

香港で起きている

香港の民主化運動を抑えるために

中国が国家保安法を作って

取り締まりを強化している

戦前の日本と同じ構図のように思える

 

民主化の先頭に立って

運動していた若者が身の危険を感じて

香港を離れていく

大きな権力のもとでは

あんなに大きなうねりとなっていた

民主化の運動も蹴散らされていく

 

世の中って本当はこんなのじゃ

いけないのではないか

とおもうのだけれど

何もできない

 

きっと、戦中日本にもこんな

悔しい思いをした人は

たくさんいただろうなと

思ってしまう・・・。

 

       山田

 

明日は野津さんです。