前回「こんな夜更けにバナナかよ」という本を紹介した。
一気に読み進んで、なんだか何かをしないといけないような気持ちになる。
周りを巻き込んで激しく生き、結果として社会を変えていく・・・。
自分の生活は、自分で決めていく!といった考えが
今、障がい者制度改革推進会議で検討されている『障害者総合福祉法(仮称)』
の理念・目的につなっっがっているように思える。
読み進んで終わりのページに、ボランティアの一人の方の考えが紹介されていた。
「障害者だろうが何だろうが、見たまんま、つきあっていけばいいのであって
なるべく深読みしないし、同情もしないし、持ち上げもしない。」
「過去の資料を見るよりも、まず現実と向かい合って見ることだ」
読んでて、そう、そう、その通り!と思わずうなづいてしまう。
その他にも、札幌いちご会の小山内さんにも影響を与えたという
西村秀夫についてももっと知りたいと思うようになった。
障害者の自立生活運動を支えた人だった。晩年は
宗教者としての活躍もあったようで、NHKの宗教の時間
という番組にも出ている。今度の休みのときに見てみたいと思う。
山田