今日で92歳になるおじいちゃん、学校の先生をしていて
お正月になるといつも習字の練習はおじいちゃんのもとでやっていました。
最近体の調子がすぐれず、病院にはいることがふえてきて、先日おみまいにいってきました。
本当にストイックなおじいちゃんで雨がふっても雪が降っても欠かさず毎日散歩、小さいけれど、畑もやっていました。
“コツコツ”が苦手な自分にとって長い間小さな事をつづけてきたであろうその存在に大人になるにつれてびっくりする事がたくさんあります。
しばらく仕事やプライベートで忙しく、おじいちゃんの体にトラブルがおこった時だけ会いにいってしまう自分にもなんだかイライラします。
おじいちゃんはすごく体が小さく、戦争にいかなかったのもそのことがあったとか、、、。
自分自身、背が低い事は昔からコンプレックスでしたがこのことを知ってからはなにか“生かされている”ような、なにかそんな気持ちで前向きになれました。自分の“今の存在”に感謝です。
病室では仕事が変わった事や普段の様子を話しましたが、机の上のメモ帳には小さい字でびっしりとたくさん書いてありました。
大きな台風が来た事、北海道で地震があったこと、阪神がものすごく弱い事、いろんな情報をラジオからキャッチしていたことに少し安心しました。
来年は年号もかわりますね、大正、昭和、平成、、、と長生きしてほしいです。
明日は日野さんです。