伝えるという事

先月、視覚障がいの方達と一緒にボルダリングをする機会がありました。

視覚障がいのボルダリングの大会で、世界一になった方が、東京から松江に来られ、イベントがありました。

こう見えて、スポーツやアウトドア大好きな僕はボルダリングもいつかやりたいなと思っており、未経験でしたが、即座に参加を決めました。

当日は沢山の人が集まりました。

視覚障がいの方とチームを作り競技をしましたが、ボルダリングとても楽しい!

しかし、チームメイトの視覚障がいの方がいざ登る時は、難しさを感じました。

登っている時に後ろからずっと声を掛けるんですが、例えば真上の岩をつかんで欲しい時は、「右手、12時、卵型」、ちょっと左上の岩をつかんで欲しい時は「左手、11時半、おにぎり」とか、方向は時計の針で、岩の形は具体的な物で伝えるんです。

最初にゴールまでのルートは見ますが、声を掛ける側としては、早くしないとって凄く焦ります。

僕もアイマスクをして登りましたが、ほんとに後ろの声だけが頼りです。

チームメイトの方がゴールして降りてきて、グータッチをした時はほんとに嬉しかったです!

伝えること、伝え方って大切だなと改めて勉強させてもらいました。

僕は日常的に視覚障がいの方を支援していますが言葉掛け、伝える事が抽象的に、曖昧になっていないか。

より具体性を持って相手にとってより分かりやすい伝え方は何かという事をフィードバックしながら、より進歩させていきたいと、このイベントを通して思いました。

次回、チームの皆に会うのがとても楽しみです!

昨日時間があったので、雪がふぶいてる中ボルダリングのジムへ行き、今日しっかり筋肉痛の安部でした。

明日は曳野さんです。