振り返り
活動や行事に対しては振り返りを行います。
良かった点や、こうすればよかったと思うことなどをあげて、次の活動に生かしていくためです。
他の職員さんから集めた意見を見ていると、
「こんな風に感じたんだ」「こんな視点もあるんだな」と勉強させられることがあります。
様々な視点を吸収しながら、自分自身を高めていきたいと思います。
振り返りは、日々の支援や関わり方にも必要です。
「こんな声掛けをすると笑顔になってくれる」「この声掛けは不機嫌になる」
「こういう関わり方をすれば嬉しそうにしてくれる」「あんな関わり方をすると怒られる」
というように、一つひとつの支援方法を振り返ることで
別の機会に同じことをした場合に同じ反応が返ってくるのか検証することが出来ます。
ただの偶然だったのか、それとも利用者さんの真意なのか、という具合にです。
検証の積み重ねがデータとなって利用者さんの理解が深まっていきます。
もちろん、データにばかり頼ると四角四面な支援になってしまうので状況に応じた臨機応変な対応が求められます。
でも、利用者さんの基本となる支援方法はデータの蓄積によって確立されると思います。
一つひとつの振り返りが、利用者さんの人物像をつくっていくのです。
より正確な振り返りを行うためには、メモを取ることも必要になります。
その日なにがあったのか全て記憶できれば大丈夫ですが、なかなか難しいことです。
何か違う反応が見れたときはメモを取る習慣を身につけていきたいです。
以上、メモを取るまでは良かったのですが、どこに書いたのか分からなくなってしまう八壁でした。