3K

 介護の現場で よく耳にする言葉に「3K」というものがあります。

 「きつい」

 「きたない」

 「きけん」(または、給料が安い)の3つです。

 しかし、専門学校の先生からは「今の3Kは違うんだよ」と次のように教わりました。

 「工夫」

 「感動」

 「健康」または「共感」の3つです。

介護とは、色々な「工夫」が必要で、様々な「感動」を伴い、

利用者さんはもちろん、支援者が「健康」でなければ出来ないということです。


先日、ある利用者さんが昼食を食べてくれました。

自ら口を開かれ、ムシャムシャと噛んでくれました。

長く待ち望んだ光景に感動して思わず声が出そうになりましたが、

利用者さんがビックリするといけないのでグッとこらえました。

この日がきっかけになって、これからも食べ続けてくれたら良いなぁと思います。

その為には支援者の「工夫」が必要になります。

例えば、支援者の声掛けに対する利用者さんの行動・反応を観察して、

その意味を考えると同時に、どのように対応すればよいのか多角的な視点

(常識にとらわれない発想やシンプルな発想、他の人の意見など)で考えて実践します。

また、前回成功したからといって、同じ方法が通用するとは限りませんので、

支援方法はその都度更新していかなければいけません。

すなわち「工夫」の為には、日々のアセスメントから利用者さんを「知る」ことが重要だと思います。

これからも利用者さんの視点に立って支援を続けていきたいと思う連休最終日でした。

以上、人生初のブログというものを書き、文章がまとまらない八壁でした。