子育て

子供が、「数学のわからないとこ教えて」と言ってきた。

問題を読んでみて解き始めるがちょっと難問。

ひらめきが必要みたいだが、ひらめかない。

子供に「回答は?」と言って、回答を見る。

なるほどと思い、子供に「見たらわかるよ」と伝え、風呂に向かう。

数十分後風呂から上がると、同じページでにらめっこしていた。

子供は「はー、わからん!!」と語尾が強くなっていく。

回答は解説が多くて、読解力が必要だった。

文章を読むのが嫌いな子供にとって、苦痛の時だったのだろう。

そんなこともわからなかった自分は

少しずつ順番に解いていくことを進める。

『いやだー』と思っている子供にとってその言葉は

助けの言葉というより、聞きたくない言葉。

とうとうふさぎ込んだ。

「あーしまった!」と思っても時すでに遅し。

その後は何も言葉をかけずに、待った。

数分後、子供は「もう寝る」と言って部屋に入っていく。


今日は楽しく解く(「できた!!」)ができなかった。

自分でできたと思ってもらうのは難しい。

次こそは・・・

と思いながら、子育てがつづく。

田粼

明日は川上さんです。