こだまのヘルパーさんの多くは障がいをもった子供さんのお母さんです。
3月で定年退職されたヘルパーさんもそうです。
11年前、23歳のお嬢さんをなくされました。
お嬢さんはとってもやさしくおとぎの国の世界に暮らしているようでした。
想像力、感性豊かで夢もいっぱいでした。
部屋はぬいぐるみと折り紙でうめつくされていました。
ぬいぐるみにはに全部名前をつけられていました。
とても大切にされ、いつもやさしくはなしかけておられました。
家に訪問して話をしているとこちらもやさく、あたたかい気持ちになりました。
とても大切にで育ててこられたお嬢さんをなくされ、
ご両親の悲しみははかりしれないものがありました。
こだまが事業をはじめて間もないころでした。
お母さんに「こだまで働きませんか?」と声をかけました。
最初はこだまのデイサービスでお昼の食事をつくってくださいました。
いつも工夫されおいしい食事でした。
その後ヘルパーの資格を取得されました
主に、移動支援のヘルパーとしてウオーキングしたり、カラオケにいったりされていました
そのヘルパーさんを大好きな利用者の方は
「今日はどこ行った?」かならずきかれます。
駅につくときょろきょろさがしておられます。
でも会うとしらんふり。
また、仕事での悩み、家の事など話をきいてもらっている方もいました。
長い間ありがとうございました。
これからもいろいろおしえてくださいね。
身体の不自由な子、発達障がいの子、知的障がいの子それぞれちがいます。
いろいろ悩み、大変な思いで涙を流した日もあったと思います。
でも明るく楽しんで子育てされています。
ヘルパーさん同士が顔をあわせると、
「こんな事こまったけどどうしたらいいかな」
「私はこんなふうにしたよ。笑顔がとってもよかったよ」
利用者の方の事で話がもりあがります。
「腰をいためないようにこうしたらいいよ」など。
もちろん家の愚痴やおいしいお店情報もです。
おばさんですから。!?
これからも、利用者の方たちが楽しくすごせるよう
また日々の暮らしが、豊かになるように。
ミモザの花 (浜の木)
わが家のまわりでもこの暖かさで
みつばつつじ、れんぎょう、山吹、しじみ花などピンク、黄色、白などさきみだれています。
春はいいですね。