いろいろ 色々 イロイロ

こんばんは。

ブログを書くことで自分の思いがまとまるような、逆にまとまらないようなそんな気持ちを抱きながら、、、今ブログにむかっています。

先日のNHKクローズアップ現代障がい者殺傷事件のなげかけたもの~を見ました。

その中で、出演されていたジャーナリスト池上彰さんが

『進化の過程で多様性のない生物は、だいたい滅びています。どんな個性がある人でも、社会の中で生きる意味があるというのは、歴史が証明しています』とおっしゃっていました。

生物多様性=様々なイロイロな個性を持つ生き物が存在する事。

いろいろな命があるから、私個人もそして隣近所のおじさんもおばあちゃんも赤ちゃんも生かされている。

以前1/4の奇跡という映画とかっこちゃん(山元加津子さん)の講演会に行く機会がありお話しを伺った事が、あります。

その時印象に残った話しを、『1/4の奇跡「強者」を救う「弱者」の話』という本から抜粋させていただきます。⬅個人的に、結局ここで言われている弱者が、本当は、一番強いといいますか・・・一番カッコいい方たちじゃないかなとおもう私でした。

以下はしょっています。

アフリカ大陸でマラリアが大流行した際に、必ず生き残るグループがいたことそのメカニズムを調べていくとマラリアが多く発生する地域では、ある一定の割合で、伝染病に強い突然変異遺伝子を持つ人がいるという事。

そしてその『強者の遺伝子』を持つ人が生まれる時に高い確率で、その兄弟に重い障がいを持つ人があらわれるという事がわかったのです。

その確率は、1/4。

つまり人間がマラリアとの生存競争に勝つには、マラリアに強い遺伝子の他に、病気や障がいを持つ遺伝子も必要だったという事です。

病気や障がいを『引き受ける人』がいなければ、この村は絶滅していた事になります。

とても大切な存在。

あとこの本の中に原田大助さんのとても素敵な詩が、あります。

『葉っぱだって

石ころだって

そこにあるだけで

心を動かす力がある

それが“ある”ということなんかな

ぼくだってそこに“ある”

“ある”ものはみんな

大切なんや』

いろいろ イロイロ 色々な人がいて、いろいろな色が混ざりあっている。

自然も人も、仮にこの世界にある色を無くした時に、何て味気無い世界でつまらなく感じるのではないかと思います。

こだまにも、沢山のステキな色を放ってくれている利用者さんがいて、一人ひとり違う色を持っておられてまさに個性溢れる宝石箱。

色=個性=ありのまま

関わらせていただく私達も、泣いたり、笑ったり、喜んだり、時には、怒ったり。

共に過ごせる時間を大切にしながら、何気ない日常の風景を守り抜きたいと心に誓い。

身近なところから人と人が、呼吸しあいながら共に歩んで行けるようにと思う近藤でした。

先ずは、朝の『おはようございます』

次は、梶野さんです。