きもちよく

週1回、利用者宅の家事援助のヘルパーを担当しています。


ご自宅にうかがうと

洗濯にスイッチを入れ、布団のシーツをはがす。

その後、買い物や依頼された家事を確認する。

「今日の夕食はどんなメニューがいいですか?」

「うーん肉系かな・・・あと春らしい野菜を」

その日その日でいろんなリクエストがある

毎回かたよったメニューにならないよう覚えておく必要があるし

買い物に行った時に

「こんなのだったら喜ばれそうだな・・」

と思ったものはメモをとっておく。


いつも買い物にいくスーパーは、店員さんの対応がとても気持ちいい。

レジを通す前に必ず丁寧におじぎをされるし、

マイバッグはおもちですか?よかったらお詰めします」

と気持ちよくいってくれる。

店内で通り過ぎると、どの店員さんも、必ずあいさつをしてくれる

接遇がしっかりと行き届ているなあといつも感じる。

足りないものがあれば、別のスーパーにいくので、

その対応の違いはよくわかってしまう。

比例するようにお客さんの数も・・・。



買い物をすませ、ご自宅に再度うかがうと

洗濯物を干したり、シーツを交換したり

居室や浴室などの掃除を行う。

こういう場面で自分の生活スキルがものすごく影響する。

テキパキと効率よく掃除をすることはもちろん、

どうやったらキレイになるか、順序など、

いつも考えながら、行動する。


時間内に終わるように時計とにらめっこしながら

あっちにいったりこっちにいったり。

たのまれていない必要以上なことはしないけど、

ちょっとした部屋のすみのほこりなども時間があれば掃除して、

気持ちよく生活をしてほしいなあと思って動く。

でも、そんなことを気にしていたら、

片付け忘れている物があったり、

ちょっとしたミスをしていることも。

「◯◯は、こうしてください」と言われたことは、

素直にうけとめ、次回からは絶対おなじ失敗をしないように。


スーパーの店員さんとは違うかもしれないけど

ヘルプをご利用している方が

これからも自分のすまいで

気持ちよく生活するためのお手伝いができればと思います。

川上