屋台村ご参加ありがとうございました

先週土曜日、私も初めて参加する屋台村が開かれました。沢山のご参加ありがとうございました。

知っている方も、初めてお会いする方もおられましたが、この機会を通じて普段見ることのできない、利用者さんの表情やご家族との関わりをみせていただくことが出来ました。


特に印象的だったのは、影山さゆりさんのコンサートの時に、お母様が音楽に合わせて利用者さんの左膝にトントンと手を添えていたことでした。

きっとご本人へ影山さんの素敵な音楽のリズムを伝えておられたのでしょう。

そう思いながら、勝手ながらも後ろから拝見させてもらいました。


以前勤めていた職場は、入所施設で、利用者さんの一から十まで大体の事は把握していました。


今は、日中の支援にあたる職に就かせてもらい、ひとつでも多く利用者さんの様子がわかるほうが、お互いスムーズに生活ができるのではないかとは思います。 

でも、必ずしもそうじゃないなと感じました。

特に、このコンサートの時ばかりは、母と子が一緒に音楽を共有している大切な時間を邪魔しちゃいけないなとそんな気持ちになりました。

だから、こっそりと、そんな伝え方をお母様から盗ませていただき、ご家庭で伝えておられるであろう伝え方で、こだまでも安心して生活して頂けるようにしたいなと思いました。

忙しくも楽しい屋台村でしたが、こんな素敵な親子の姿を見せていただけた事に感謝しています。

ありがとうございました。                曳野(碧)