フーカフーカ猫

『世界から猫がきえたなら』をよみました。

『猫』『本屋大賞にノミネート作品』の帯にひかれて買いました。

30歳の郵便配達員。

余命あとわずかと宣告される。

陽気な悪魔、アロハがあらわれる。

「何かを得るためには何かをうしなわなくてはならない」

世界から何かを消すことで一日の命をもらえる。

彼は生きるために悪魔と取引をする。

最初は電話を消す。

最後に初恋の彼女に電話をかけ、会う。

3年前に亡くなったお母さんの思いを知る。

絶縁状態になっているお父さんのことをおもう。

現在、お母さんが大切にしていた猫のキャベツと暮らしている。

悪魔から猫を世界から消すことを提案される・・・

久しぶりに本を読んで涙があふれとまりませんでした。


 つい最近、お世話になった方、関わりのあった方が突然なくなりました。

“死”がなんの予告、前触れもなくおとずれることをしらされました。

この本が現実のものとして。

私は、なんの未練もなく死を受け入れる事ができるだろうか。

まだ会いたい人がたくさんいる。

国内、海外あちこちいきたい。

しなければいけないことも、つたえたいこともいっぱいある。

ああどうしよう。


そうだ!!『安心ノート』を記入しよう。


PS. この所、無性にイライラします。

 この暑さのせいでしょうか?

いやいや年のせいでしょうか?

人間ができていません。

いつまでたっても大人になれません。

このまま死ぬまで無理?

周りにいる皆さん。ご迷惑をおかけします。すいません。

 

     綿の花(八雲) 綿ができるのがたのしみです。