『自分の変化』を信じて

「生き抜く事に価値がある」


僕はこの言葉に出逢った事で人生が大きく変わりました。

それほど影響を受けた言葉です。


(今の僕には何が必要なのかな?)

言葉だけに焦点をあててみると(あんた、大丈夫?)と

訝しげに感じてしまうと思いますが

僕にとってはボジティブ世界への扉を切り開いてくれたラッキー言語なんです。


自分に自信のなかった少年時代・・・。

いつも自問自答していました。

一二ヶ月間、毎日、考え続けていたように記憶します。

そこで突然、閃いたのです。その答えが・・・・。

考えに考えた結果、やっと僕なりに見つけた答えがあります。

それは『変化』でした。もっと正確に言えば『自分への変化』


自分への『変化』を自分自身が求める時は、多くの人の場合

怖くて怖くて仕方がない感情が強弱の違いはあるけれど自然と沸き起こるのではないかと僕は推測します。

問題は変化に対して挑戦を諦めてしまうこと。

恐れてもいいんですよ。不安になってもいいんですよ。僕がそうでしたから・・・。


『自分への変化への挑戦』を求めはじめた時の年齢は15歳の中学生。

まずは初心者コースからのお試しです。

・夕食後のポテチをやめる 

・興味がないと思っていた名作映画を鑑賞してみる。

・苦手だと思い込んでいたノンフィクション本をまずは買う。

これぐらいの変化のレベルなら誰でも簡単に取り組めます。

するとどうでしょうか?しばらくすると

今までに経験した事がない世界の体験を味わう事ができたのです。

「え!こんな世界があったんだ。この壁をちょっと超えれば想像した事もない世界と出逢  えるんだ!やったー。僕にもできるんだ!」

ポジティブ世界を知るキッカケとなる出来事でした。


今現在でも僕の挑戦は続いています。もちろん、挫折しそうになる時も多々ありますが

その時は必ず自分自身に魔法の言葉をかけては変化に対する恐怖を乗り越えていきます。

「初めての世界に出逢えるかもしれないよ。その時の幸福感を味わおう。」


自分自身の脳によるマインドコントロールにより、本来の持っている力にブレーキをかけてしまうという脳特製の科学的な根拠も解明されようとしています。

脳から発せられる『悪魔のささやき』に対しては自分が本来持っている『意志力』を発揮させられるかが大きな鍵となります。

でもだいじょうぶです。

はじめの一歩は、日常生活の中でのちょっとした比重である自分のこだわりや習慣に対して変化をつけていけばいいのです。失敗しても構いません。

あせらず、じっくり、ゆっくりです。そうこうしているうちに必ず、自分の体験した事のなかった感動の世界へと足を踏み入れる事ができるはずです。


何か偉そうな事を語ってしまってごめんなさい。

でもきっとみなさんにも参考になると思いますので、ちょこっとだけ記憶の片隅に覚えていただけたらと思います。


こだまの利用者さん、お母さん、お父さん、スタッフのみなさん、

本当に今年もたくさん、たくさんのやさしさと心遣いをいただきました。

健史は幸せ者です。本当にありがとうございました。

それでは良いお年をお迎え下さい。                 渡部でした。


次回は田崎さんです。