「座薬」

 妊娠してからは初めての事だらけでした。

それでも何とかドキドキしながら「初めて」の体験を乗り越えてきました。

もう1歳と1か月なので初めての経験をすることはないだろうと、あったとしても

大丈夫だろうと思ていました。

でも・・・今週木曜日の朝方また初めての経験でドキドキすることになりました。

 寝ていると息子がムックっと起きてきて私の横に座り「ちゃっちゃ」とマグを差し出しました。

「お茶飲むのねっ」とマグを開けて手渡すとチューチューと飲んでコテンと寝てしまいました。

でも寝息がいつもと違い早いし、何だか熱い。息子もしんどいようでコロンコロンしていました。

熱をはかると39度!!ビックリしました。寝る前はあんなに元気だったのに・・・。

「ど~しよう・・・」と一瞬迷いましたがすぐに看護士である母に電話をしました。

「座薬を入れてあげなさい!」と指示を受けました。「座薬!!」

以前も高熱を出したことがありましたが、その時は実家に泊まっていた時だったので座薬は母が入れて

くれました。なので・・・この日が初めての経験でした。

「4分の3ほどに切って、先を水で濡らして、両足を持ち上げてしっかりお尻の奥に入れてあげるんだよ!」

と電話で言われたことを頭で繰り返しながら、泣いている息子のお尻へ座薬を入れました。

何度か入れる前にお尻の穴を確認して・・・恐る恐る座薬を入れました。

案外とスッと入っていったのでビックリでした。が・・・座薬が出てきていないかが気になり

寝ている息子のお尻を何度も触って座薬が出てきていないかチェックをしていたぐらい心配でした。

1時間が経つ頃には熱も落ち着き息子も寝ることができるようになりました。

寝顔を見ると安心しました。ちゃんと座薬を入れれたことにホッとしました。

いや~ぁ・・・まだまだ初めての経験ていっぱいあるんだな~ぁ・・・(ーー;)

今夜も鼻水で苦しくてなかなか寝れず・・・寝ては泣いて起きている息子です。

月曜日には元気に保育園へ行けるといいなっと願っている山岡でした。