こんな母ですが・・・

こだまに仲間入りしてもうすぐ2ヶ月。今日からブログデビューとなりました曳野(碧)です。


先日のGWは実家のある滋賀へ帰省していました。久しぶりの家族団欒。

家族で地元の牧場を訪れ、みんなでジェラートを食べることにしました。牧場ミルク、抹茶ミルク、ピスタチオ、ラムレーズン、ストロベリーヨーグルト、パンプキン等々、

十数種類もの味があるので優柔不断な私は悩みまくりました。結局、ジェラートはやめて生絞りソフトクリームにしたのですが… 

こんなに種類があるんだから、きっとみんな悩んだ末に選び抜いたんだろうなと思い、期待を膨らませ母に選んだ味を聞いてみました。


「お母さん、何食べてるん?」

母の答えはこうでした。

「カワ。」

・・・・・・・・・?

その時の母の様子をみると確かにカワ(=コーン)を食べています。 ああ、そうくるか!と思いました。


その日の夕食でも母はやってくれました。 

前日は、旬の筍を食べさせてあげようという気持ちからか、筍の炊き込みご飯で迎えてくれていました。

そして、今日のメニューは何だろうと思ってワクワクして聞いてみました。

「今日のゴハン何なん?」

母の答えはこうでした。

「白ご飯。」

・・・・・・・・・もう笑うばかりでした。 

大爆笑になって本当に楽しく美味しいひとときが送れたのですが、こうも立て続けにあるとは予想外でした。

でもよくよく考えてみたら、私の質問の仕方がまずかった。母は本当に素直に答えてくれていたのです。

まぁ、普段から天然っぽい要素は多々あるのですが…



長年慣れ親しんだ関係や親子同士でさえも、伝える側と受けとめる側の「ズレ」が生じるんだなぁ。

言葉にしてコミュニケーションが取れる相手同士でもこんな事があるんだから、

言葉以外で想いを表現される方とコミュニケーションをとる時はもっと考えないといけないなぁ。

その人が発信している形で、感情や思いを感じ取る力が私たちに求められているなぁ、といろんなことを感じる日となりました。



今日はそんな母に、明日にむけて素敵な寄せ植えを選んで送りました。

喜ぶ顔が直接見られないのが残念ですが、また今回のGWの時のように満面の笑顔をみせてくれるような、そんな気がします。