オカンと私

土曜日の夕方、久しぶりにオカンと台所に立った。夜は三上家でご飯を食べる事になったから。


オカンは「いつも何を作ろうか迷うに。」と買い物前から悩んでいた。確かに大人だけなら適当に作るのだケド…


三上家には1歳の七海と4歳の海登がいるので、子供が好んで食べる物を考えるのが面倒らしい。


七海は何でもよく食べるケド海登は保育園から帰るとお菓子を食べてしまい「お菓子食べたけんお腹がいっぱいだ」といつも言い訳している。


土曜日は私も調子が良かったのでオカンに代わって料理は私が担当する事にした。


子供も大人も大好きな「唐揚げ」がメイン。後は七海が好きなサラダと野菜炒め的な物を作った。

親戚から新鮮な真イカを頂いたので久々にシゴをして刺し身にした。


いつもは旦那と自分の物を作ればいいし、食に関しては好みが同じなので基本的に私が食べたい物を作れば間違いはない。

でも、家族が増え、年齢が離れていると同じ物がダメな時もあって大変だな~っと感じた。


オカンは毎日それをこなしているのだからやっぱり凄い人だと感心した。

今、匂いに敏感な私が唐揚げを揚げれるのかと、心配だったらしく、オカンや旦那が変わりばんこにやって来て「代わろうか?」と言ってくれた。

でも妹もビックリしていたが、油の匂いは意外に大丈夫だった。ただ…ご飯が炊けた時はしんどくて一時退散したケド無事に食事の準備を終える事ができた。


オカンと台所に一緒に立つのは久しぶりで、料理をしながら色んな話をした。前は私に対して「もっとこうしないと」などのアドバイスや親からのお叱りみたいな事が多かったケド


今回は妹への愚痴やオトンの事、おばあちゃんの事などが多かった。特に妹への愚痴が多く、ずいぶんストレス抱えてるな~っと感じた。


孫たちには「おばあちゃん」。妹には「母親」、オトンには「妻」と3役をしているのだから大変だと思う。


帰る前に姉として妹にビシッと言っておこうと思ったケド、結局は何も言えず「オカンと仲良くねっ」のひと言だけ言って帰った。


海登が私に「いつもカカはババに叱られちょるに」と言ってきた。妹も2児の母親であるのだから、子供達の前でオカンに叱られるばかりではいけないと思う。


まだ20代なの遊びたい気持ちは分かるケド、子供の前で叱られない為にも、やるべき事はキチンとしてから遊びに行くように!と次回は言おうと思っている山岡でした。


私自身も旦那に甘えてる事が多々あるので気を引き締めていこうと思います。