電車通勤
昨日、いつもよりも早く目がさめたので電車通勤を試みた。
駅までは少し距離があるので、普段より早く起床しなければならない。
以前から電車通勤をしてみたいなと思っていたのだが、、
朝は時間ぎりぎりまで寝てしまっていて、行動に起こすことができないでいた。
学生の頃は毎日電車通学だった。
ぎゅうぎゅう詰めの阪急電車に揺られ通学していたのを懐かしく思う。
それに比べ出雲行きの車内はすいていてとても居心地がよかった。
車内からの景色をじっくり見ることができ楽しめた。
帰りの車内は学生がたくさん乗っていた。
今日の出来事や、学生ならではの会話で盛り上がっていた。
すこし「うるさいなー」と感じながら昔の事を思いだしていた。
「吊革に足からぶらさがって、周りのことも気にせず大声でしゃべっていただれかさんよりはましか・・・」
と 遠い昔の青い自分をふりかえった。
「はははは」と笑いがこみあげてきた。
そういう風に思える事はあの頃よりも成長したのか、それともオッサンになったのか・・・・
そんなくだらないことを考えていた。
同級生は今どうしているだろうか?
むしょうに会いたくなった。
懐かし情景がよみがえってくる。
しかしそれはあまり長くは続かなかった。
目を開けば現実が笑みを浮かべ僕をがっしりつかまえた。
新しく購入した本を読み帰路についた。
橋本