街でくらす
37歳になる息子はコミュニティーバス(ニコニコバス)と一畑バスで通勤しています。
朝、ニコニコバスでは通学する小学生と一緒になります。
10月の中旬に八雲小学校から家に電話がありました。
「1年生の数人が仁宮さんを蹴ったり、
カバンにつけたストラップを引っぱったりしている事が分かりました。
できれば子供達とお家にいってお兄さんにあやまらせたい」
とりあえず、本人に様子をきいて返事をすることにしました。
まずは、息子がポカッとたたいてこどもを泣かせたという事でなく、
ホッと胸をなでおろしました。
本人に聞くと
「僕がバスに乗ると足を蹴ったりする子がいる。
我慢してたよ。運転手さんにもはなしたよ。」
私が学校に行き本人の言ったことを伝え詳しい事を聞きました。
バスで通学する生徒と話し合いを持ったそうです。
その時、一緒にバスに乗る上級生から、1年生の数人が足をけったりしている。
からかって名前を聞こうとしていたなど。
8月頃からはじまっていたとのことでした。
この機会に障害を持った人などいろんな人がいることなど人権教育としてとりあげて生徒につたえてほしいとつたえました。
昨日の事です。
「足を蹴った子があやまったけんね。僕ゆるしてあげることにした」
学校でもきちんと指導された事でしょう。
安心しました。
日頃から、ニコニコバス、一畑バスの運転手さん、コンビニのお姉さん、一緒にバスに乗るお客さんなどたくさんの方たちに温かく接してもらっている事と思います。
そんな中でやさしい気持ちが育まれてきたのではないかと感謝しています。
少し大人になったかな。
つわぶきの花(八雲) 仁宮