監督がんばれ

現在、開催中のワールドカップ南アフリカ大会。

我らが岡田JAPAN。

予選リーグ第1戦を1-0と勝利し、順調なスタートをきりました。

もちろん、タイムリーで中継を観賞していた僕。

童心に帰って

30分前からテレビの前に座って、ワクワクドキドキ待ちわびていました。

いいものですね。このワクワク感。「生きているな。」という実感がわきます。


岡田監督については賛否両論ありますが、僕は彼を高く評価しています。

あの冒頓とした物言いは一般受けしないかもしれませんが

「不器用そうだけど、何か味わい深い人だなあ。」

と今までの彼のコメントを聞いて、何となくですが感じています。


サッカーに問わず、国を代表した全てのスポーツの監督は

想像を絶するほどのプレッシャーと闘っています。

結果がすべて。

英雄にもなりえるし、反対に戦犯扱いもされます。

「それだけの保障を得ているのだから当然だ。」という意見もあるのでしょうが

そんなリスクを負ってでも重責を引き受ける勇気に対しては、尊敬の念を感じます。

国の代表する個性豊かなアスリートたちを一つに束ね【チーム】を作るのは

誰にも出来ることではありません。

フランスやカメルーンがその例で

大会前からスタッフと選手との間で不協和音がおこり

その結果があの通りです。

監督にはもちろん、総司令官としての責任はあるのでしょうが

「あそこまで責めなくてもいいのに・・・。」と同情心が湧いてきました。

勝利の為に

悩み苦しみ

その結果出した方向性で試合に臨んでいる監督の

その姿勢に対して、

まず評価をしてあげたいと僕は思います。

その上で結果についての評価をすればいいのではないでしょうか?


岡田監督は勇気ある決断をしたと思います。

レギュラー選手選考でも

フォーメーションにしてみても

今までのスタイルとは異なります。

相当悩み苦しんだのではないでしょうか?

その証明が

あのカメルーン戦でのガッツポーズに表れていたように思います。


さあ、運命のデンマーク戦が3日後に迫ってきました。

岡田JAPAN!がんばれ。勝ち点3をゲットし、堂々と決勝リーグに進んでくれ!

                                     渡部