本心

こんばんは。川上です。


先日、友人の悩みをききました。

1ヶ月前くらいに相談したいといっていたのに、

それまでも何度もあっているのに、

なかなかタイミングが合わずだったので、しっかりきくことにしました。

休みの日だったこともあり、えらく遅くまでききました。



話せば話すほど、友人が今まで表にはまったく出さなかった辛さなど、教えてくれました。


職業柄か、はたまた自分の性格なのか、

「なんとかしてやりたい」とか「なんとか話して元気が少しでもでれば」とかすぐ考えてしまう自分が少し嫌になったりしてましたが。



友人にとっては、悩みはけっこう深刻です。


でも、いつもはそこまでになるほど本人が伝えてこないので、笑い飛ばしたり、まだできることはあるのでは?と逆に励ます意味で言い返したりしていたこともあります。



深い部分を聞かないと分からないこともある。一方的に言ってはいけないこともある。そんな気がしました。


この日は、聴くことにできるだけとどめ、客観的に思うことを淡々と伝えました。違う見方をすればそんなに深刻でないことや、こんがらがっていることの中でまずは考えるべきことを自分なりに伝えました。



話をしたその数時間で、実際に本人がすっきりしたとはいえないかもしれません。

でも、少しは楽になった部分もあったし、人に話すことで自分の悩みがはっきり見えてきたのできつい部分もあったように思います。



「もっと話すべきだよ」と最後に伝えました。

「もっときいてあげよう」とも思いました。


自分の本心なんて、なかなか整理できないです。

でも人に伝えることで、意外と整理できることがわかったら、

その時はつらくても、きっと近い将来、それが力になる。

私はそう思ってます。