初心に帰って・・・!
生活介護のブログの中でも紹介されている木の鉢づくりの作業ですが、
杉の板を焼いて作る焼き杉の鉢カバーづくりのことです。
この焼き杉の鉢カバーづくりは、この仕事を始めたばかりの
隠岐の作業所時代にやっていた作業である。
焼き杉の作業にはいろいろな思い出があるが
みんなと作ったものが製品として使ってもらえる喜びを知った作業でもあった。
たぶん今でも続いている作業だと思うが、作業量が多いこと、見栄えがする
などのメリットがあった。今回も、釘を打ち、バーナーで焼いて、亀の子たわしで磨き
布で拭くなどの作業をみんなで取り組んでいる。
作業量が確保できるので、みんな根気強く取り組むことができている。
ところが、焼き杉を亀の子たわしで磨くと黒い墨の粉が舞い上がり
顔や手や鼻の中にまで入り真っ黒になる。今日は久しぶりにこの亀の子たわしの作業をした。
隠岐の作業所での一こま一こまがよみがえって楽しかった。
お母さん、お母さん、今日は焼き杉みがきだよ
手も顔も、真っ黒、頑張るよ
ありがとう、ありがとう、おいしいお弁当
明日もまた作ってね
だって、わたし明日も作業所へいくんだもん
作業所が開いたコンサートで歌ったお弁当のうたの歌詞である。
山田