木工作業の魅力
「ぺってますね!」
が最近僕のあだ名になってきました。
クリスマスも間近にせまってきておお忙しの木工班です。
木工の「磨き」を利用者さんと一緒にかかわらせてもらっています。
最近では「磨きの特攻隊長」とまでよばれるようになってきて
うれしいかぎりです。
「磨き」とは単純に焼き上がった製品を、たわしやタオルでこすり
落とすことです。
それによって製品が、なんとも言えない味をだし商品として価値あるものに
変身するのです。磨きだけではないたくさんの行程をクリアして。
それではここで「磨き」の手順を説明いたします。
まず必ず必要なものがあります。
それはマスク、エプロンです。これを装備せずに磨きの特攻隊長は勤まりません。
この装備なしに「磨き」を行ってしまった場合最悪です。
アフリカの原住民の様な黒さになってしまします。(差別じゃないの例えなの。)
それだけですめば、マシかもしれません。鼻くそ真っ黒、ティッシュが真っ黒!
嫁に「どこ拭かれました!? あんたそんなによごれてるん?風呂はいってんのくっさ~~」
と言われる始末。
だから、だから、装備はきちんとしましょう。
次にタワシ、タオルを用意します。
タワシでしっかりおおまかなすすを落とします。
隅のすすをおとすときには歯ブラシや折りたたみタワシを使用します。
折りたたみタワシは施設長が発明されました。エジソンもビックリ仰天、玉転がしです。
とてもつかいがっての良いアイテムです。こだまの木工製品の為に生まれたと言っても過言では
ないかもしれないこともないです。
おおまかのすすを落とした後にタオルで細かいすすをおとしていきます。
これが根気のいる作業で、これを手抜き工事してしまいますと、お客様の家が真っ黒になってしまいます。
それではいけません。
しっかりタオルで磨きあげます。
ここからが面白いです。
手で製品をなでます。手が少しでも黒くなってはいけません。
お客様のお家が汚れてしまいます。
手が黒くなったらタオル。タオルで磨いたら手。
この反復作業をしているとこが、僕は木工作業の醍醐味だとかんじています。
このおもしろさを利用者さんと共有でき、
たくさんの「こだま木工製品」が売れたら
リア充だとおもいます。(リアルに充実)
橋本