iMac新登場!

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前回iPodをまつ、みたいなことをかいたら、

iMacのあたらしいモデルがでた。

24インチのディスプレイで、

4ギガのメモリーと640ギガのハードディスクの一体型で15万8800円。

これだけのスペックでこの値段というのはほんとうにすごい。

24インチの液晶というと、

はじめてみたときはひろすぎて下品とまでおもえたものだ。

でも、ひろさにはすぐなれてしまう。

アップル社がいっているように、

これからはこのサイズのモニターが

デスクトップパソコンの標準になるだろう。


わたしが15年まえにはじめてかったマックは

15インチのブラウン管で、

16メガのメモリーと500メガのハードディスクだった。

それとくらべると、メモリーで250倍、

ハードディスクで1280倍になっているのに、

値段は3万円やすい。

ひとつまえ(といってもほんの1ヶ月まえ)のiMacとくらべても、

モリーとハードディスクがそれぞれ2倍になって値段は4万円もさがった。

この化け物みたいなパソコンが15万8800円というのだから、

ウィンドウズ派のひとにとってもこのiMacはおかいどくだ。

このiMacは、パソコンがあたらしい段階にたっした

画期的な機種として記憶されるだろう。


マックというと、

これまでふれたことがないひとにとって

敷居がたかいイメージがあるようだ。

ソフトがついてないとかまわりにつかってるひとがいないとか、

なんだかんだと理由をつけて敬遠されてしまう。

でもこのiMacをほっておく手はない。

エクセルやワードがついてなくても

オープンオフィスでじゅうぶんだし(マックではネオオフィス)、

安全性はウィンドウズにくらべて圧倒的にたかく、

システムは盤石といっていいほど安定している。


よく耳にする意見に、

つかいこなせなければ

いくら高性能のパソコンでも宝のもちぐされだ、というのがある。ほんとうだろうか。

そんな禁欲的なかんがえ方よりも、

「ハードがソフトをよぶ」というとらえ方のほうがわたしはすきだ。

ずっと自由で本質をついているとおもう。

ハードをととのえることでソフトはうみだされる。

iMacの環境を10年まえにととのえようとしたら

数百万円もかかっただろう。

それがたった16万円弱で可能になるというのは

革命的なできごとではないだろうか。


ウェッブ2.0時代の発想に、

「高速道路があるのになぜつかわないのか」というものがある。

ただみたいなスーパーカーにのって

高速道路をつっぱしることが現代においては可能となった。

時代がもたらしてくれたこの夢のような環境を素直に享受しよう。

(吉田 淳)