我が家の救いの主は・・・

 きっとこの子は我が家の救いになるよ、と由美子先生が15年前に言いました。

確かに産まれたときには可愛い、可愛い赤ちゃんでした。

小さい頃には夏になると中耳炎になって両親を心配させました。

一度は入院したほどです。

末っ子なので甘えんぼで、わがままで、家族の中では自分中心でないと気が済まない。

ん、誰かと一緒だ。

 先日、いつもはなかなか近寄っても来ない娘が

「クリスマスにどこか連れていって!」「ルミナリエに行きたいなー」

と言いながら横に座ってきた。

今年は17日で終わったそうだよ・・・。と話していると、

ふと自分の足とお父ちゃんの足を見比べて同じだね・・・と言う。

体つきも、性格も本当によく似ている。

受験生のはずなのにいつも雑誌をみたりして、勉強している所を見たことがない。

これも誰かと一緒。

 これでも、本当に我が家の救いになるのかなー、と成長を見ながら心配する父。

                     親ばかな山田