ごんぎつね

(娘を寝かせて変な時間に自分も寝てしまい目が覚めたのでブログを更新しています。)

 

永井です。

 

手袋を買いに、

 

なつかしーなーと思いながらもどんなお話だったっけな。

教科書に載っていたように思いますが内容を忘れてしまいました。

 

先日たまたまラジオでやっていた

方手袋研究家 石井公二さんのインタビュー。

 

以前タモリ倶楽部で出演されていて

街の中に落ちている方手袋を写真に収めていくという企画でした。

 

ただしルールとしては方手袋を探しに行くのではなく

別の用事や散歩でたまたま見つけたというのが本来の趣旨らしいです。

また決してその手袋を移動させたり交番に届けたり、といった介入行為も決して行なってはいません。

 

あくまでそのまま、ありのままのたまたま出会ったその瞬間のみを写真に収めます。

 

すでに絶版となっていますが本も出版されています。

私が今から読んで、興味があれば貸しますよ。

 

一言に方手袋といっても色々と名称があるようで

例えば道端に落ちている軍手、これは「軽作業放置型」というらしいです。

しかし人の手が加わってガードレールに引っ掛けてある、ベンチにかけてある、などした場合には「軽作業介入型」といって拾った方がいるという解釈になるらしいです。

 

なんだか夏の実践報告会、岡山の「ぬか」さんの発表であったような

事業所で起こるどんな出来事にも名称する、コンテンツにしてしまう、そんな感覚に近いなと感じました。

そしてその行為から人の行動や気持ちまで推察する、大切なことだなと感じました。

 

石井さんは町中に落ちている方手袋から世の中の「親切さ」を感じるそうです。

東京というところは冷たい、みんな忙しそうにしている、そんなイメージがありますが、介入型の手袋を見つけるとそうでもないな、みんな優しいんだなと思うらしいです。

 

さらにその方手袋に鉛筆が持たせて合ったり、銅像にはめて合ったり、ピースサインをして何かにさしてあったりすると「誰かを驚かせて楽しませたい」なんて思いさえ感じるそうです。

 

そして方手袋の名の下に世界の人は皆平等、かなり表現が大げさですがそんなこともいっていました。

こんなに方手袋の写真をとっている石井さんでさえもいくつか無くしていて、バイデンさんもトランプさんも、誰だって無くしたことのある方手袋。みんな完璧でない、ということらしいです。

 

私も少し気にしながら散歩していましたが松江ではあまり方手袋を見かけないように思います。親切な街なのか、みなさんが完璧なのか、。

 

60年以上生きておられるとなくした手袋も多いですか?

明日は山田さんです。