働き方改革・・・

 今日は、ほんとにひっさしぶりに同級生の友達と4人でランチに出かけました。行き先だけ決めて、楽しみに向かいました。ところが・・・定休日。「えー!!!日曜日なのに!!!マジかっ!!!」ということで、2軒目・・・しかし、そこも定休日。3軒目・・・さすがに行く前にネットで調べたら、なんとそこも定休日。4軒目にしてようやく開いていて、無事ランチにこぎつけました。「日曜日なのに休業なんて、昔なら考えられないけど(いずれも、はやりのお店なのです。)、やっぱり働き方改革の影響なのかなあ・・・」と話し、その店で注文して、待つこと7分以上。お食事を提供する場合、待ち時間の限界は7分だと、聞いていました。すでにその時間を過ぎ、ようやく前菜が。しばらくしてパンが・・・しばらくしてスープが・・・かなり待ってメインが。もうパンはなくなり、メインにのみ向かって食べるという・・・。

 厨房を見ると、男性が一人、所狭しと動き回りひたすら調理をしておられ、他に誰もいないのです。ラーメン屋ではありません。ちゃんとしたコース料理を提供するこじゃれた洋食屋さんです。しかも、私たちは最後のランチの客だったらしく、そのシェフ自らが、料理を運んでこられました。接客の女性も一人。これだけお客さんが入っているのに、二人!!  それもこれも働き方改革の影響なのでしょうか・・・。

 でも、感心したのは、てんてこ舞いに忙しいのに、「お待たせしました。」と笑顔で言われ、帰られるお客様にも、厨房からにこやかに「ありがとうございました。」と声をかけることを忘れず、常に笑顔を絶やさないこと。顔から下はフル回転なのに。プロ意識が高いと感じました。だから、少々待たされても気持ちよく食事をして帰ることができました。

 いろいろな職場で働き方が変わり、昔を知っている我々の年代からすると、何か殺伐とした感じになってきたなあという思いがして仕方ないのですが、そんな中でも、やはり接客(人と接すること全般含め)の基本が廃れないことは大事だと思いました。

 それは、接客業だけでなく、どこの職場でも同じですよね。ぬくもりや温かみは忘れないと、皆で心にとどめておきたいと今日のシェフを見ていて、改めてそう思いました。

 それにしても、ランチ、4軒目だったけど、大満足の菅でした。

 おいしかった~(笑)              明日は、永井さんです。