今年の流行語大賞にノミネートされました。
その番組「チコちゃんに叱られる」・・・私は民放派だし、見る番組も限られています。ましてや視聴率がどんだけ高く、世間で騒がれていてもスルーしてきました。
例えば「下町ロケット」「NHK朝ドラ」「逃げ恥」もそうです。
しかし、先日実習生がやって来られ、利用者さんと作業に取り組んでいる間、このフレーズをたびたび口にして楽しんでおられました。「ボーっと生きてんじゃねーよ！」。
周りの利用者さんも楽しくなり、思わず笑ってしまい、とても和やかな雰囲気になりました。
どんな番組だろう・・・？ すごく興味がわいて聞いてみると、金曜の夜にNHKでやっていると。
早速先週の16日録画をし、今日やっと番組を見ました。
見るまでは、チコちゃんという可愛らしい幼稚園生が登場して、常識だろうと思われてる何気ないことを大人にあれこれ質問して、それにうまく答えられない大人を叱責する番組…くらいに思っていました。
ところが・・・これがNHKの番組なのかと思うほど、構成が今風で、展開の切れが良く、チコちゃんの設定もそう、またチコちゃんと出演者との絡みが民放かと思うほどノリがよく。すごい！！面白い！！思わず見入ってしまい、2回目からは一緒になって「ボーっと生きてんじゃねーよ！」と突っ込んでる自分がいました。
今回は「なんで大人になると背が伸びなくなる？」「なんでバスケットゴールにはボードがついてる？」「なんで年を重ねると涙もろくなる？」「なんでタッチパネルは触っただけで反応する？」
どれもみな、答えられそうで、う～んと“考える人”になってしまい、チコちゃんに叱られる私でした。
あのアニメなチコちゃんが「ボーっと生きてんじゃねーよ！」と、顔を真っ赤にして、頭から湯気を出して怒ってる。番組の間もとても表情豊かで、いわゆるCG合成されているんでしょうが、いろいろといろいろな角度から勉強になる番組でした。
そして、最後には視聴者からのお便りが紹介されていました。
「最近すべてに変化が激しく高齢者にとっては目まぐるしい時代です。NHKまで変わりましたね。その中で一番成功しているのがこの番組だと感心しています。・・・もう時代はそういう時代です。・・・」と。
紹介された方は85歳のまさに高齢の方でしたが、私も同じ感想をもちました。
来週からテレビを見る楽しみが一つ増えました。
ようやくイエローカードから脱出できた菅でした。ふふふ・・明日はだあれ？
