先週、放送された
を視聴した。
素晴らしい番組だった。
多くの偏見や無理解で苦しんでいる発達障害者の視点を見事に捉えていた。
素直に、且つわかりやすいメッセージが十分に伝わってきた。
特に、笹森理絵さんの小学生時代のワンシーンをイラスト映像で表現した場面で
僕の感情は揺さぶられた。その瞬間、僕の涙腺は崩壊し、子どものように泣きじゃくった。
なぜなら、僕も小学校時代に同じ経験をして苦しんだからだ。
当時、僕にしか分からないであろう(「世の中の価値観」=「普通」)とは対極にあった価値を求めて彷徨っている時期があった。
今で言う「空気読めない」人間を馬鹿にする風潮は、あきらかに間違っていると僕は思いつづけている。
コミュニケーション能力が高く、器用で、空気の読めるバランスの良い人間が理想かといえば、僕はそう思わない。
人として、友人として認める条件の一番は
「相手の苦悩や不安を共感できる」やさしき心を持つ人。
もう一つは
「いつでも、どこでも、誰に対しても一生懸命生きている」心深き人。
この二つの心意気を持ち合わせている人が、僕にとっての最強のレジェンドであり、尊敬に値すべき人となる。
何が「普通」なんだ?。「普通」が本当にいいのか?「普通」に出来ない人は駄目なのか?
「普通」に対して具体的な定義をつけるのは、もうやめよう。
いろいろな価値観があっていいんだよ。
「やさしき心」と「一生懸命な真っすぐな心」を持ち合わせていれば。絶対にね。
渡部
次は田崎さんです。