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今日は敬老の日でしたね。
毎年花を送るのですが、花を買うのは母の日か敬老の日くらいなのでなんだかワクワクします♪
私は、おばあちゃんっこでした。
家に帰るとだいたいおばあちゃんはいないので、まずおばあちゃん探しをします。
畑にいたら、手伝う訳でもなくぼーっと座って見て、帰りは猫車に乗せてもらうのが楽しみでした。
畑じゃない時は、ゲートボールをしてたり雨が降ったら花札をしてたりするのでおばあちゃんの居場所を聞き回って、参加したり隣で見てたり、そんな時間が好きでした
。
今考えると、孫が1人で帰ってくるのに遊びにでていたおばあちゃんはなかなかやるなっと思います。
そんな大好きなおばあちゃんは、明治生まれで、戦争も経験して満州で過ごし、若いうちは色んなところに出稼ぎに行って、とても大変な人生を過ごしていたそうです。
おばあちゃんが亡くなった時、おばちゃんが
「おばあちゃんみたいに語れる人生送らんとね。」
と言いました。
語れる人生。
素敵だなーと思いました。
私は10年程、高齢者の介護の仕事をさせていただいていました。
出逢う人出逢う人、色んな経験をしてこられ語れる人生を歩んでこられた方ばかりでした。
きっと語れる人生じゃない人なんていないんですね。
寝たきりになっても認知症になって記憶が消えていっても、素敵な語れる人生を歩んでこられた素晴らしい方々です。
敬老の日じゃなくても、人生の先輩方を敬う気持ちを忘れないようにしようと再確認した梶野でした。