素敵な職人さんが作った椅子

昨夜8時ころ、携帯の着信音がなる。

出てみると仲良くしてもらっている大社の吉やさんからだった。

昨年おねがいしていた椅子が出来たという連絡だった。

明日ごごに取りに行く約束をすると、

それじゃ、と電話を切られる。久しぶりなのだから、近況など

話したいと思っても、いつもこんな感じだ。職人だ!


そして今日午後、大社の山の上まで椅子を取りに行く。

思った通りの、素敵な椅子が出来ていた。

中は、暑いからと工房の外の木陰に椅子を用意してくれて

近況を話す。電話の時とは違って合えば何かと話してくる。

出会ってから30年の付き合いになる。

年が同じというのもあって、互いの生き方もきになる。

お互い褒め合い、これからのことを話して

それでは・・・と毎回同じような再会となっている。

職人肌の吉やさんの生き方が羨ましい・・・

今日の椅子は、カフェこだまの外を見渡すカウンターに

並ぶことになる。きっと人気になるに違いない。

宣伝しなくていいよう・・・と彼は付け加えた。

               山田