シンジツのミキワメ
こんな風に思ってたけど、実際は違うことってよくありますよね。
今までの経験則から「もう食べてはもらえないだろうな」と思って介助に入った時でも起こりました。
明らかに機嫌が悪いのに、「どうぞ」と差し出すと口を開いてくれてパクリ。
その後も、続けざまに何口かは食べてくれました。
ひとなのか…
言葉掛けなのか…
ただタイミングが良かっただけなのか…
何がきっかけだったのかはっきりとは分かりませんが、たしかに食べてくれました。
以前もブログで書きましたが「思いこみ」や「決めつけ」は、ホントを見えなくします。
こんな風に思っていても、本当は違うんじゃないか?違う可能性があるのではないか?と疑う勇気も必要です。
そこから新たな可能性が広がり、真実が見えてくるのではないでしょうか。
もし、「こうなってしまうと今までは食べてもらえなかったから今回も食べてくれないだろう」
と諦めていたら、空腹を少しでも満たすことはできなかったでしょう。
可能性を考えず、決めつけを通していたのなら、相手にとってこんな迷惑なことはなかったでしょう。
「考える」ということは、相手にとってはもちろん、自分自身にとっても非常に大事なことだと思います。
真実を見極めることで、視点や引き出しが増えて、また一歩成長できるのです。
以上、山の日だけど、中学生時代の大山登山から山とは縁遠い生活を送っている八壁でした。