愛しさと優しさと力強さと

「忘己利他(もうこりた)」。


自分を忘れて(忘己)、つまり自分の都合や損得勘定を離れて、純粋に相手の立場にたち物事を見て対処する事で、

始めて、他者の幸せのために尽力する(利他)という実践が可能になる、という仏教の教えだそうです。

前職時代に、仕事及び人生の師匠と、僕が勝手にあがめる人から教わった言葉です。

ただ、師匠の教えは「自分の幸せを確保してから考えるように」という条件付きでした。

今の僕は幸せを確保できました。

僕の人生における指針となっている言葉が、自信をもって実践できるときです。

他者の幸せのために尽力することが、僕の人生の中での喜びになるように。


解釈は違うかもしれませんが、小林麻央さんも同じ考え方のように感じます。

病で自分が苦しい時でも、家族やまわりのことを考えて思いやる発言が続きました。

さいごまでまわりの幸せを考えながら生き抜いた力強さを見習いたいと思いました。

自分が辛いときや苦しいときでも、まわりに優しさをもってふるまえる、

そんな精神的にも余裕を持った生き方を目指していきます。



以上、「忘己」の部分ができるようで、なかなかできていない八壁でした。