まちなみ

おやすみの日。

犬の散歩にこどもたちとでかけました。

少し歩くと、坂道があって、そのふもとに

新しく高齢者向けの施設ができつつありました。


そのたてものが無い頃はそこは田んぼでした。

小学生の頃に、自転車で目をつぶってどこまでいけるか

試してたら、しっかり斜めにそれていって

田んぼに落ちたことを思い出しました。


懐かしいことを思い出しながら、歩いていると、

また別の高齢者住宅が目にとまりました。

そしてまた少し歩くとまた、別の高齢者住宅が目に入りました。


高齢者が多い地域ではありますが、近隣にこんなに沢山できていることに

あらためて驚かされました。


町内のおじいさんとおばあさんが、用水路に咲く花の手入れをしておられました。

「こんにちは川上です」と言うと

しばらく、顔をみて考えこまれ、

「ああ、あら、あら~」と驚かれました。

「大きくなったね~、誰かわからんかったわ」と。

「もういいおじさんですよ」と言いながら一緒に笑いました。

変わる町なみと変わらない人がいる

自分の住む町がすこしいとおしく思いました。

川上