達成感の積み上げから生まれる宝物
僕が利用者への支援をする上で大切にしている想いがあります。
第一に「自分に自信を持ってもらう事 自分を大好きになってもらう事」
第二に「生きている事は楽しいな♡と思ってもらう事 こだまは最高!と思ってもらう事」
その実現の為の支援とは何か?ずっとずっと考えてきました。そして出た答えが以下の通りです
利用者に対して『2歩進んで1歩下がる』支援をイメージしたうえで
次の支援を具体的に進めていきます。
1)「できること」「がんばればできること」「できないこと」の見立て
2)「がんばればできること」に注目する。
3)その項目のスタートからゴールまでの行動動作を細かく分類する 。
どの段階でつまづくのかを調べて、そのつまづく項目に焦点をあてる。
4)本人の現在の力量と容量を見極め、程好いハードルの項目から練習をスタートする。
5)確実にできる段階からスタートして、確実に達成感を味わう。
6)直後に誉め称える。相手の表情が変わるまで誉める行為を丁寧に続ける。
※支援者の自己満足で終わる事が多い。相手が満足してこそ、本当の『誉める』の意味をなす
7)ハードルを徐々にあげていく。
8)最終ゴールを達成する。『できる事』が一つ増える。
9)1~8の繰り返し。出来る事が増えれば増えるほど、達成感を味わえ、自己肯定感が高まる
僕の支援目的の一番は、その人に『自信を持ってもらう』事なのです。
その為には、たくさんの『達成感』を味わってもらう事が必要。
確実にできる事を確実にしてもらい、そして誉め称える。
その繰り返しを何度も何度も続けるのです。何度も何度もです。
ハードルが高すぎると、意欲を根こそぎ奪い取り、せっかくの可能性の芽を摘み取ってしまう事になります。
反対にハードルが低すぎても、せっかく獲得していた力を摘み取ってしまう事になります。
だからこそ、正確な見立てが必要なのです。
年度の終わりには
○○さんは、〇〇個の『がんばればできる事』を達成しました。
と一つでも多くの『できる事』=『達成感』を報告できる事を目指して
明日からもまた利用者のみなさんと共に歩んでいこうと思います。
ドラゴンボールのキャラで言えば・・・・
『ポポ』こと、渡部でした。
次は僕の大好きな『つる仙人』こと、田崎さんです。よろぴくです。