12月にこだまにはいられた職員さんにきかれました。
「仁宮さんはこの仕事はどれぐらいになりますか?」
「そうですね。25年以上になりますね」
「長くつづける秘訣はなんですか?」
その答えが昨年末に配布された冊子の中からみつかりました。
大切にしたい
利用者支援の視点
少し長くなりますが抜粋します。
仕事や活動プログラムを通して支援を行っていますが、時には
“ああすればよかった”
“あのとき表情がよみとれなかった”
“言葉かけは適切だったろうか”
“こんなふうに展開すればよかった”
といった想いがこみ上げてくるような日があるのではないでしょうか。
うまくいかない現実があって、なおかつうまくいかせたいと思う
その矛盾こそが私たちを成長させるのだと思います。
悔いも多い毎日の中で、時々キラッと
“今日はよかった”
“あの時はよかったなぁ”
思えるような事に出会うから私たちはそれを支えに
“もっとがんばってみよう”
と、前に進んでゆけるのでしょう。
そうそう、これだ!!と思いました。
成長できたかどうかは疑問がのこりますが。
先日、土曜日の移動支援のことです。
カラオケの大好きな方です。
一人でマイクをにぎりしめ表情たっぷりに楽しそうにうたわれます。
「AKB48の曲。おにぎりのいれて」
身振り手ぶりでつたえようとされています。
「お弁当の歌?これっくらいのおお弁当箱に♪」
「ちがうヨ」何度きいてもわかりません。
「ごめんね。仁宮さんわからん。野津さんにきいておくから」
松江駅でばったり野津さんにあいました。
事情を話すと
「わかりました。恋するフォーチューンクッキーです」
あ~あ ついていけません。ごめんなさいでした。
反省する仁宮でした。