読書

最近ようやく「八日目の蝉」(角田光代・中公文庫)を読みました

それ以来同じ作者のものばかり読んでいます

お盆休みにも今井書店へ行き

「かくた かくた」と探し一冊を手にしたあと見つけた本を紹介します


『さん さん さん  障害児3人子育て奮闘記』(佐々木志穂美・新潮文庫


題名の通り

佐々木さんのお子さんは3人とも障がいをもって生まれました

それぞれの障がいもちがい

その子育てはたいへんなものです

しかし佐々木さんはそんな子育ても

 人生ハッピー ラッキー ホント幸せ

と思えるようになったそうです

なぜかといえば

・・・・それはぜひ本を読んでくださいね

ちなみに私がいちばん印象にのこったはなしは

「クラスメート」です

小学校のクラスメートたちが

どうすれば障がいをもった彼が

行事に参加できるかあれこれ考えたり工夫したりします

時には先生を𠮟ったりもします

思わず「すごいっ」と言ってしまうほどの出来事が紹介されています


ユーモラスな筆致で

“障がいは不幸のモトではない”と教えてくれる佐々木さん

角田光代が後回しになるくらい

引き込まれる内容でした

本の紹介がヘタですみません

                     岩田