僕は冬が好き。小さい頃からそうでした。

冬といえば、雪。雪といえば北海道や東北、そして北陸地方

と僕の頭の中では連想されます。


冬は一般には良いイメージがありません。

実際、「冬季鬱病」という精神病が存在するように

過食と眠気が特に長く、暗く寒い気候のイメージから精神病を誘発されやすいという

医学的見解も存在するぐらいです。

事実、冬季鬱病による自殺率の高い場所として

日本では秋田県を代表とする東北や北陸地方が上位を占めています。


しかし、僕は反対に

冬や雪のイメージが太陽と同等に

一番キラキラと輝く明るく美しいイメージを抱いています。

それは雪のあの輝き。そして屋根や車のバンパーに生まれた氷柱の透明感。

初雪を見た瞬間、一年で一番胸が躍る瞬間でした。

「わあ~。」と自然と感嘆の声をあげ外を走り回りました。

子供のころ、一人も友達がいなかった孤独な僕にとって

雪や氷柱は最高の友達であったのかもしれません。


しかし、今は違います。

友と呼べる以上の素敵な仲間たちが僕の周りにはたくさんいます。

だからこそ、そのうちの誰一人にも迷惑をかけたくないし

何らかの力になれればと自分なりにがんばっています。


しかし、思いが空回りしてなかなかうまくいきません。

凹んで落ち込んで、そしてまた朝が来て、そして元気になる。

その繰り返し。

でも、それは僕だけではなく、僕の大切な人たちも同じ経験をしています。

それは僕にはわかります。

だからこそ、何度も何度も失敗を繰り返しても

明日を見据えて頑張れる。


明日からの雪はもっともっと輝いて見られるように

大切な人たちに感謝の気持ちを抱きながら一日を過ごしたいと思います。

本当にみなさん、ありがとう。これからもよろしくお願いします。

                              渡部