愛おしい気持ちで・・・

金曜日の朝、隠岐の作業所時代の写真が欲しくて

押入れにはいっているアルバムを開いた。

欲しい写真がなかなかみつからない中で、

長女のアルバムが目についてしばらく見ていた。


その日のお昼に、検診から帰った職員から

産休のお願いがあった。

こだまの事業所から初めて産休の職員が出る。

若い職員が多いこだまでは当然のことなのだが

安心して働ける職場にするために、いろいろ環境を

作っていかないといけないな~と話し合っている。


帰ってきた職員には、周りの職員から受けているやさしい配慮は

当然のことなので気を使う必要はないこと、

大変な時は遠慮なく助けを求めることを話した。

そして、自分が受けている配慮を次の人に

返してあげて欲しいこともつけ加えた。

お腹にいる赤ちゃんを守りたい、いとおしいと

思う気持ちが、保護者の気持ちだから

こだまの利用者にもその気持ちを持って

接していこうとも話した。


我が家の長女が生まれたときに

心から「愛おしい」と感じた。

小さく生まれた長女は、直ぐに保育器に入った

たぶんその時から少し優しくなっていると思うのだが・・・。

             山田