冷蔵庫に

こんばんは川上です。

じわじわと暑くなりはじめました。

暑いのが苦手な私は、とにかくこの夏をどう乗り切るかが深刻になるほどすでに毎日汗だくになっています。


昨日、帰宅し風呂からあがり、いつものように寝床のある2階の冷蔵庫からお茶をとりだそうとあけました。(我が家は実家です。私たち夫婦と子供は2階が住処です。)


これが2階の冷蔵庫。

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ほぼ毎日、寝る前に、お茶を飲むためあけています。




あけると「なんだこりゃ?」でした。

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なかにビニール製のイチゴ模様のカーテンが設置されていました。

開扉時の冷気を逃がさず、温度を上げないための工夫だとすぐにわかりました。


いつもなら、こどものおやつで食べられそうなものがないかとか、長々とトビラを開けっ放しにして、物色もする場面です。

しかしこのイチゴのカーテンを見ると、

「冷気が外に逃げるわ!はや閉めないと」と思い、お茶だけを取り出してすぐに閉めることとなったのです。


昔からよく冷蔵庫を開けるたびに、いつまであけてるのだとか、電気代がもったいないでしょ!とか言われていたように思います。

もちろん今でも言われます。


一人暮らしのころなら、食材なども自分で購入して入れているので、おおよそ中のものを把握できるけど、自分以外の家族が使うことが主になっている場合は、把握ができません。

だから「なんかないかな?」の時間が多くなっているのだと思います。


こんな工夫によって出来る身近な節電やエコ生活もあるんだ!とだくだくと出る汗をふきつつ、冷たいお茶をごくごく飲み考えていました。


しかも、見て「やばい!」と思わせるそのカーテン。

境界をはっきりとつけることで、カーテンの向こうの冷気を守りたいと思ってしまいます。

これは、私に対する視覚的構造化支援ではないか・・・。またも、嫁にやられたなと感じました。


しかも、子供のおやつを物色されないし、余計な間食も控えることができる。

そこまで嫁が考えているとは思えないけど、結局何もかもがうまくいくように感じることができる。


こういうのが、構造化支援を受けて得ることのできる、充実感や達成感かもしれません。

既存の考え方にとらわれすぎて、何もしないでいて、ただ愚痴をいったりいわれたりするよりも、イチゴのカーテンのような視点を変えた何かを付け加えることで、よりよい結果を生み出すことに繋がっていくほうがきっと楽しい生活がおくれるのだと思いました。