家族のためのおやじヘルパー奮闘

 4月から我が家では由美子先生が出雲に転勤になった。

朝の渋滞を考えて、これまでよりも早くに家を出るようになってきた。

 3月までは比較的近い勤務地が多かったので、

家族の中で一番最後に出ることが多かったのだが

まったくの逆になってしまった。

それで気がついたのが由美子先生がやっていた朝晩の家事、

洗濯を干して、お弁当を作って、ごみ出しをして、

子供たちを送りだして、台所を片づけて・・・と

ところが、こんなことが全くできなくなった。

毎朝、「あとお願いねー」と出かけていく、

残された子供とおやじが何とかしないといけなくなる。

子供たちは、相変わらずマイペース!

あれもしてこれもして、と焦るのはおやじ。

それでも、ヘルパーでの経験が朝の家事がまわってきても

そんなにいやな思いはしなかった。

以前なら、エー、できないよー!夜のうちにやっていってよ!と言っていただろう。

毎朝、洗濯ものをパンパンと広げて、ハンガーにひっかけ物干しざおに・・・。

ごみの片づけも短時間で片づけられるようになった。

こんなこともあった。仕事から帰っても家は真っ暗。

こんなこと今までになかったのに・・・。

夕ご飯の準備もできてない!

気を取り直して、冷蔵庫を開けて

夕ご飯の準備に取り掛かる。

こんなこと考えられなかった我が家。

ヘルパーの仕事のお陰で、少しづつ家事ができるように進化した。


              家事を楽しんでいる山田