自分の意識しだいで変えられる?
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、新年一発目のブログは
「脳にいいことだけをやりなさい」(マーシー・シャイモフ著)
という本の紹介をしたいと思います。
以前のブログでもちょこっと紹介させていただきましたが
正月に読み返してみて
「これは良い本だ。みんなにも教えてあげたい。」
という気持ちが湧き立ち、どうしても紹介したくなりました。
茂木健一郎氏が翻訳を担当しています。
推薦コメントを紹介しますと
「私自身はもともと楽観的なほうではありませんでした。
どちらかというと一般的にいう「ポジティブ」には懐疑的でした。
そんな私と同じような方々に、この本はズバリ役に立ちます。
本文にある「7つのこと」を脳に慣らしていけば
あなたの脳は喜び、やがて驚くような結果を生んでくれます。
―訳者の言葉より―
まさに思ったことが次々に実現し
想像だにしなかったような幸運が舞い込んでくるのです。
では「7つのこと」とはどのようなことなのでしょうか?紹介します。
①ネガティブ思考の「大そうじ」をする。
②プラス思考で、脳にポジティブな回路を作る
③何事にも「愛情表現」を忘れない
④全身の細胞から健康になる
⑤瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる
⑥目標をもち、脳に眠る才能を開拓する。
⑦付き合う人を選んで、脳にいい刺激を与える。
ただし、そうと聞いてもこんなアナログなやり方で
脳の回路を活性化できるのかと思われる人もいるかもしれません。
実際、私も最初は懐疑的でしたので・・・。
実は私自身が同じような経験をしています。
もともとは悲観的思考の持ち主だったのですが
ある本との出合いをきっかけとして
今までの何事にもマイナス志向で自分否定論者だった思考が吹っ飛びました。
その本の言葉と内に隠れていた自分のポジティブ思考とに
ピッタリとリンクしたのでしょうか?
目の前の闇がいっきに明るくなり前へ前へと進めるようになりました。
自分でいうのもなんなのですが
もともと持ち合わせていたネガチィブ思考にポジチィブ思考が加わったのですから
人としての振幅が広がり自分に自信が持てるようになったのだと思います。
そこからの人生はあきらかに変わりました。
また、この本には、脳についてこんな事実も紹介されていました。
・脳の中には【幸せ度】の目盛りがある。
・同じ考え方や行動を何度も繰り返していくうちに轍がしだいに
道になっていくように神経回路がしっかりと出来上がっていく。
・脳は大人になってからも柔軟で私たちが考え方や感じ方や行動パターンを変えれば
脳はそれに応じて自ら溝を変えていく。
という事実が科学的に明らかになっているそうです。
つまり、脳の中にある幸せ度は自分しだいでいつでも変えられるということです。
「自分しだいで変えられる。」。いい言葉です。無限大の可能性を秘めた言葉であり
希望がわいてきます。
みなさんもぜひ、一読して下さい。
合うも合わないも、とにかくいろいろと自分のことを考えさせてくれる本です。
渡 部