創業者列伝から学ぶ「諦めない姿勢」
『苦手な仕事』
『体験した事のない仕事』
『大きな責任を負う仕事』
そのような状況に直面すると、人間というのは本能的に自然と不安な気持ちが出現します。
そして、思考し、次なる行動を決定するそうです。
その時の思考→行動として2つの思考タイプに別れると僕は思います。
一つは
不安感情に素直に従い、動かないタイプ(できない理由を自分に言い聞かせて納得する)
その時の気持ちをイメージすると・・・・・。
(やった事ないから不安だな~。僕には無理無理。余計、迷惑がかかる)
一つは
意志力を発動させて、不安感情を取り込み行動に起こすタイプ。
その時の気持ちをイメージすると・・・・・・。
(不安な時ほど、チャンスあり。チャレンジ精神で乗り切ろう!)
(もう一歩、大きな人間になれるチャンス。失敗するかもしれないけど、どっちに転ぼうと
自分への投資になるはず。チャレンジしよう!)
いわゆる 脳感情 VS 意志力 の闘いであります。
自分はどちらに該当するのか?考えてみました。
答えはどちらも当てはまります。
もう少し分かりやすく説明すると、一進一退の攻防が続くといった感じです。
でも、少しずつではありますが
意志力タイプの場面が増えてきたように感じています。
なぜ、急にこのような話をしたかというと・・・・。
創業者列伝という本に出逢い、そこで今の日本経済界を代表とする企業創業者の人物伝に
感銘を受けたからです。
明治ー大正ー昭和の激動の時代を生き抜いた日本の経営者たちの凄まじい経営魂と
利己主義とはほど縁のない壮大なロマンに向かって企業を守り成長させてきたリーダーの存在を
この作品を通して出逢えたからです。
しかし、その日本企業の鏡といわれる創業者の多くはこの世から去り、
その意志も弊えようとしている現代、創業者のリーダーシップだけに頼るのではなく、
その下で働く社員一人ひとりの意志力が企業存続の可否の重要なポイントになるのではないかと僕はみています。
「できない言訳を考えるのではなく、できる方法を考えよう!
その思考回路を脳に叩き込め。意志力を強くもって本能に打ち勝て」
僕はいつもこの言葉を合言葉にしています。3人の子どもたちにも口癖のように伝えています。
他界した偉大なる創業者であった松下幸之助や出光佐三、そして早川徳次は現在の日本の現状を
天界から眺めて何を思っているのでしょうか?
もし、僕が彼らの従業員の一人であったのなら、どのような評価を受けていたのでしょうか?
そのような視点で考えみれば
(あの先輩たちに比べれば僕はまだまだあまちゃんで努力が足りない。こんなもんじゃない。もっともっと自分はできるはずだ!)
と勇気がふつふつと沸いてくるのがわかります。
3人に代表されるように日本のトップ企業の創業者の多くが、大きな社会的使命とロマンを胸に
お客様、社員等の他者主義を第一とした姿勢を貫き、多くの過酷な窮地を乗り越えてきた偉大なる勇者です。
まさに「人材の宝庫」。そのような時代を羨ましく思います。
だからこそ、日本の今があるわけですよね。
自分の可能性を信じ、まずは自分のできることから増やしていこうと思います。
「カレクック」の渡部でした。
明日は「中野さん」こと、田崎さんです。