花粉症とのつきあい

花粉症とのつきあい

 もう30年前の事になります。

長女妊娠中のと時でした。

症状は鼻水、鼻づまり、目のかゆみでした。

まだ『花粉症』と名がしられていない頃でした。

朝日新聞に『花粉症』の名と症状が紹介されました。

すでに苦しんでいた私はいそいで公立病院耳鼻科にいきました。

症状を話し朝日新聞の掲載記事のはなしをしました。

すると医師はおこりだしました。

「あなたは医者でもないのに。診断できるのか。蓄膿症です。手術しないといけません」

といわれました。

 びっくりし、妊娠中のこともありいそいで敏夫さんに電話していました。

なきながら(まだかわいかったですね。今ならけんかしていたとおもいますが)

 すると後ろから看護師さんが

「佐藤耳鼻科にいってみてください」とそっといってくださいました。

その足で佐藤耳鼻科にいくと『花粉症です』との診断でした。

 今ではマスクしていると『花粉症ですか?』ときかれるぐらいです。

当時はメジャーでなく、外出する時は帽子、サングラス、マスク姿。

 共同作業所のなかまと一緒に散歩していました。

不審者とまちがわれ、おまわりさんから声をかけられました。

「なにしていますか?不審者がいると通報がありました」

 その後春になるとゆうつになりました。

しかしこの数年、症状はかるくなって目薬ぐらいで我慢できるようになってきていました。

 ところが、今年はひどく、目のかゆみ、くしゃみ、のどのかゆみになやまされています。

今日も忌部から農道を走ると杉の木から黄色い雲みたいなものがただよっていました。

杉の花粉です。

「わーすごい」 みただけでくしゃみが!

 ※しいたけ

 松江市八雲町 

一昨年の春に菌をうちつけました。

花ではありませんが、春をまっています。