昨晩、僕が「TBS新情報7day」を視聴していた時の事です。
大杉蓮さんの訃報についてのニュースの時でした。
“たけし”が泣いていたのです。一目もはばからずに、子どものようにシクシクと。
たけしが泣いているシーンを見たのは2回目となります。前回は実母の葬儀の時にでした。
60近くにもなる“たけし”が「おかあちゃーん」と泣き崩れる姿を見て、僕はより一層、たけしを好きになりました。
安住アナがたけしに優しく問いかけます。
「さびしいですか?」
たけしは
「うん」と弱々しい声で答えます。
その時の「うん」が、まるで幼い子どもが返事したような「うん」に僕には聴こえたのです。
深い深い寂しさと悲しみがめいいっぱい伝わってくる一言でした。
それぐらい、大切な人だったんですよね。“たけし”にとって「大杉蓮」という存在は。
今の僕には“たけし”の気持ちが痛いほどよくわかります。
大切な人との別れほど、辛い事はありません。何か、身体の一部分を失ったような、そんな気持ちに襲われてしまいます。
もう嫌です。大切な人とのお別れは。
でも、その人の分も一緒に前を向いて生きていかないといけないですよね。最近、その大切な考えに至る事が出来ました。
ある日を境に・・・。
その日は一生忘れません。
今回の“たけし”の涙にも大きな勇気をいただきました。
この世から旅立っていった大切な人の存在を常に胸に抱きながら、自分の使命を果たしていきます。
一分一秒も無駄には出来ません。
毎日を全力で生き抜きます。
今を元気に生きている事に感謝しながら・・・。
渡部でした。次は毎日を全力疾走の田崎さんです。