作業療法士である私にとってこの1年で1番の収穫

医者は

「病気」というメガネを通して

人を捉えます。


作業療法士(OT)は

「作業」というメガネを通して

人を捉えます。


だけど世の中の制度は、

作業療法士に「作業」というメガネを

なかなかかけさせてくれません。

やれ身体機能はどうだとか

やれ認知機能はどうだと

気付いたら「機能」というメガネを

かけていました。なんてことが

よくあります。

いったい作業療法士なのか

理学療法士なのか分かりません。

悲しいことに、

サービスを提供する方も

サービスを受ける方も

どっちでもよくなっています。


この4月からの8ヶ月間

こだまの利用者さんたちと

朝から夕方まで一緒に過ごし、

たくさんの様々な活動をしました。

病院や施設勤務からはなれ

作業療法士12年目にしてやっと

「作業」というメガネをかけることが

できました。


このことが、

作業療法士である私にとって

1番の収穫でした。


このメガネ、

よくみえます。

作業療法の世界が広がりました。


では皆さん、

この1年を振り返り、

よい年を迎えてください。