2016-07-24
自宅にガレージをこしらえ、もの作りをする友人がいる。
車もいじるくらいなので、かなり本格的なガレージだ。
自宅の様子を撮ったものを何枚かみせてもらった。
「これは、こうでね・・・それで、ここがね・・・」
何枚も写真をみせてくれた。
彼はとてもうれしそうだ。まるで愛する我が子やかわいがっているペットをみせているような話し方だ。
この手の話はただの自慢話に聞こえがちだが、
彼の語る口調にはまったくそういった要素がなく、
とにかく、彼自身がとことんのめりこんで
楽しんでいる様子が伝わってくる。
きっと私にならわかってもらえる、と想っているのか
私もただただ、すごい!と本気で関心しているからなのか
お互いに通ずるものがあると、なんとなくわかっているからなのかもしれない。
そこで、こだまで作った写真をみせたり
活動の中でこんなことをしたよ、あんなことをしたよと
こっちも負けじ?と話をしてみた。
そうすると彼は、
「すごいね~ほんとに楽しそうだ、いいなあ。いい職場だね」
と、予想以上の反応でうらやましがられてしまった。
私も自慢するわけではない。
でも自分たちがおこなっている活動やつくりあげたものを
まったく知らない誰かに伝えた時に、
こんな反応がかえってくると、
とってもうれしくなると同時に、とっても元気になった。
以前、彼の家におよばれする機会があったのだが、
なかなか都合がつかず、実際に見に行ったことがまだない。
この日も私に「ぜひ、みにきてほしいわー」と彼は言ってくれた。
彼の作った本気のガレージ。
きっと参考になることがたくさんあるはず。
その日がくるのを楽しみにしている。
川上