前日渡部さんよりシジミ研究家として紹介がありましたが、
今日は宍道湖について知っていることを伝えたいと思います。
宍道湖は現在、日本で7番目に広い湖です。
すずき、もろげえび、うなぎ、あまさぎ、しらうお、こい、しじみ
の宍道湖七珍が有名です。
これらが生息するためには宍道湖は汽水湖(淡水と海水が入り混じった湖)
でなければなりません。
しかし2009年、宍道湖でクジラの化石が漁師さんによって見つかっていたと報道されました。
クジラは海にすむ生き物です。汽水や淡水では生きていけません。
それが斐伊川が上流の土砂を出雲平野に運んで埋め立てられることによって出雲平野ができました。
できたころは斐伊川は大社側に流れる川でしたが、運び込まれる土砂が高くなって現在の宍道湖に流れるようになったそうです。
これらは地質学者が湖北線(国道431号線)の宍道湖に近い山の斜面の地層から調べられたそうです。
津ノ森駅の近くの宍道湖岸にはとても大きなシジミの貝殻が残っています。アサリの大きさぐらいあります。
それを見ると昔はそのくらい大きなシジミがあったんだなと思います。
なかなかシジミを食べる機会があまりありませんが、できたらアサリぐらいのシジミが見てみたいものです。
食べごたえがありそうです。
明日はラーメンは出汁からつくる川上さんです。
田崎