先輩の背中

皆さんこんばんは。

先日、宍道湖沿いのホテルにて、栃木県から旅行で来られた

車イス利用の方の入浴介助に入らせていただきました。

こだまは何年も前から年に1、2回、他県から来られる方の入浴ということで、

依頼を受け、入浴介助に伺わせていただいていますが、私はこれが初体験でした。

私はとにかく気持ちよく温泉に入っていただいて、

その時間を有意義に過ごして欲しいという想いでした。


先輩職員さんと事前の打ち合わせ。

お名前、栃木県出身の方、年齢などなど。


社会が苦手な私、正直言って栃木の場所がイマイチよくわかりません(涙)

栃木県出身の方、栃木県にかかわりのある方、とにかく皆さまスミマセン。。


そんな話はさておき、現地に到着、女将さんに連れられお部屋を訪問しました。

とても良さそうな方、というのが第一印象でした。

大浴場で入浴をしたいとのことで移動をしました。


たわいもない話から、着替えのサポートをどうすればよいか、ここをこうすれば

入浴しやすいのではないか、ここをこうして・・・

手際のよさだったり、配慮するところだったり、次の動きの準備など、

本当にスムーズでした。

ヘルパー歴5年の私と経験値が違うから?先輩職員は人生経験が豊富だから?

残念ながらそんなことだけではありませんでした。

私もところどころ話には入らせていただけましたが、話の展開だったり、

栃木県のお話だったり、先輩職員さんの知識の引き出しの多さに改めてビックリしました。


入浴しておられるときの気持ち良さそうな表情がとても印象的でした。


部屋に戻り、奥さんと大浴場どうだったぁという話をしておられました。

一番嬉しい言葉をいただきました。

奥さんに向かって「もうね!サイコー!(に気持ちよかった)」と親指を立てて

グッドのポーズでした。


サービスが終わり車に向かうときに、先輩職員さんと色々と話をしました。

勉強になったこと、サイコー!と言われ、こっちもサイコー!な気分になったこと。

気持ちよく入浴してもらえて嬉しかったこと。

とにかくいろんな想いが交錯していました。

嬉しかった反面、その利用者の方に合う話、考えて動けなかった自分、

反省点がたくさん見つかりました。


普段からの配慮だったり、サポートの仕方だったり、

大嫌いな社会や理科の勉強だったり、マルチな力も必要なことがよくわかりました。

色々な本を読んだり、ニュースを見たり、新聞読んだり、

小さなことからコツコツと!


私にとって、見る・実践・経験して、サイコー!な経験ができました!              野津