共同作業所という思い出

「こだまの種」が配布されました

1980年代の障がい者福祉の動向や

共同作業所を立ち上げる運動など

当時の思い出などをまじえて書かれていました


共同作業所といえば

私も立ち上げや運営に携わせてもらった経験があります

「地域の中で働ける場所を」

とのおもいから

多くの方々の協力を得て

ひとつの共同作業所ができました

当初は無認可ですので行政からの補助金はありません

自分たちでできることはなんでも手作りしました

また賛助会員を募り運営に協力してもらいました

そしてなにより

作業製品作りと販売にちからをいれ

「高い工賃をめざそう」と利用者のみなさんと奮闘しました

毎日の売り上げにニコニコし

毎月の工賃にワクワクし

毎月の家賃の支払いにドキドキし

職員の給料の財源にハラハラし

そんな波瀾万丈の毎日でしたが

いつも利用者のみなさんと

笑ってすごしていたように思います

作業製品作りが忙しくても

それはそれでたのしく充実していました


「こだまの種」のおかげであの頃を思い出しました

本当に貴重な体験をさせてもらいました

今夜はもう少し

思い出にひたりたいとおもいます

                    岩田